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執筆者の写真FC宮代東

第54期生 元気に卒団


第54期生が卒団した。 なかなか試合に勝てず、取りこぼしも多かった。 調子が良くなってきたら感染拡大や怪我に見舞われた。 4人しかいないから一人が欠ける影響は大きかった。 だけど、 4人しかいないから、コロナだから、時代だから。全部言い訳。 昨年の今頃、矢印が揃えば面白いチームになる。そんな話をした。 結局できなかった。それが悔しい。 キャプテンの小花はいつも傷だらけの満身創痍だった。 何回ボールを顔で受けただろう、お腹で受けただろう。 倒されながらパスを通しただろう。シュートを打っただろう。 宮代東魂をしっかりと下級生に見せてくれた。 俐久は入団が4人で一番遅かった。 だけど技術の習得は早かった。たくさん自主練をしているんだと思う。 まだ気持ちの弱さが先に出てしまうが、近く打ち勝つことができるだろう。 この先も楽しみだ。 柊也は、技術が高く、状況を読む力が高い。 間違いなくもっとできるが、勘の良さが逆に自分にブレーキをかけている。 もっと超える自分を楽しんでも良いと思う。 紘大のキックは強烈だ。一瞬のスピードも抜群。 まだ本人のイメージに追い付いていないのは、単に練習不足。 上手くなりたい。ジュニアユースでの気づきに期待したい。 卒団から1週間がたった。桜は満開。 チームにぽっかりと空いた穴は在団生が少しずつふさいでくれている。 卒団生が見せてくれたプレー、卒団式で語った言葉、在団生にはしっかりと届いている。 頑張れ、みんな。4月、新しいシーズンだ。全力で走ろうぜ!

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