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執筆者の写真FC宮代東

第51期生巣立ち


3月14日、第51期生の卒クラブ式を行った。

行ったといっても、例年のように、賑やかに送り出してあげることはできなかった。

限られた人数、限られた時間、

雪が混じる大雨の中を、ドアも窓も開けっぱなしで、全員マスク姿。

たった4人の6年生だったからこそ、誰にも負けない一人一人になった。

少年団中央大会では、県準優勝チームに全力でぶつかっていった。

6年生だけで見れば気持ちも技術も全然負けていなかった。

1年生のときに入った選手は6年間、4年生で入った選手は3年間、

一人一人が毎年指導者からの指導を受け、特に今年はめいいっぱいの愛情を受け、

ナンバーワンには届かなかったけれども、

それぞれが個性をしっかり伸ばしてオンリーワンの武器を持った。

卒クラブ生、保護者の皆さん、おめでとうございます。

ジュニアユースでも活躍期待しています!


そして5年生の皆、卒クラブ式の準備、運営ありがとう。

チームのみんな。

今は練習ができない。グラウンドが使えない。

こんなに活動ができないなんてことは初めてだ。

練習をしてあげたいし、試合を組んであげたい。

指導者なら当たり前の感情。

でも今は日本が、いや世界中が非常な事態だ。

大人はなぜ今学校が休みなのか、なぜ様々なイベントが中止になっているのか、

ただ残念ではなく、それを子どもたちに伝える必要があると思う。

宮代東魂の「魂」とは、自ら学び、感じることで心に宿る「責任感」を言う。

いま君たちの責任感は、なるべく感染しない、なるべく感染させないことにある。

みんなで協力して、一日でも早く練習ができる日が来ることを願う。



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