台風19号による被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
宮代町でも、台風による河川の増水で13日の日中まで避難勧告が出ていた。
14日に大事な試合があるにもかかわらず、12日も13日も練習ができない。
気持ちは焦っていたが、選手に送ったメールは
「避難勧告が出ています。サッカーよりも、身の安全、家族の安全を優先してください。」
だった。
なんとか13日の午後には避難勧告が解除され、14日には予定通り大会が行われた。
全国では大きな被害が出ている地域もあり、町内でも冠水で出たゴミが道路に散乱していた。
気持ち的には複雑だったが、子どもたちの前では大事な決定戦に最大限の集中をした。
この試合に勝って埼玉県の中央大会に出ることが今年のチーム目標だった。
6年生は4人。足が速い選手も背が高い選手もキックが飛ぶ選手もいなかった。
小さな選手がチャレンジ&カバーを繰り返して、ショートパスをつないでゴールまで運んだ。
ゴールはすべて、ずっと練習を繰り返してきた形だった。
外から見ていても良い試合だったと思う。でも、まだ技術と気持ちが揃っていないと感じる。
中央大会までに、もう一つ勇気のあるプレーができるように鍛えないとだめだ。
トップチームのコーチは、夜中まで騒いでいた。よほど嬉しかったのだろう。
毎週、怒って笑って騒いで泣いてと、とにかく全力で指導してくれるコーチ陣だ。
もう感謝でしかない。
今、チームには20人以上のスタッフがいる。20代から60代まで年齢も幅広い。
10年前は指導者が数人だった。自分一人で2カテゴリを見ることもあった。
でも今は、毎週、たくさんの大人が選手に携わってくれている。卒団した選手もたくさん遊びに来る。
何人もの大人の意見や卒団生との会話の中から、選手は自分なりに必要な答えを見つけている。
むしろサッカー以外の部分で学ぶことの方が多い。
良い環境だと思う。
チームに関わってくれたすべての選手がたくさんの大人の愛情を感じ、まっすぐに成長していってほしいと思う。
応援していただいた保護者の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
FC宮代東、もっともっと盛り上げていきましょう!!
Comments